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本サイトでは、インドネシア人の技能実習生・研修生を受け入れている農業事業者の方が、お互いの理解を深め、よりよい受け入れ環境を作れるよう、「農園たや」での取り組みを紹介しています。

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サマサマ手帳 農園たや

本サイトでは、インドネシア人の技能実習生・研修生を受け入れている農業事業者の方が、お互いの理解を深め、よりよい受け入れ環境を作れるよう、「農園たや」での取り組みを紹介しています。

サマサマ(sama sama)はインドネシア語で「どういたしまして」や「お互いさま」といった思いやりを表す温かい言葉です。

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実習生と(口)喧嘩してしまった話

サマサマ手帳

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農園に勤めて10年以上になりますが、一度だけインドネシア人実習生を怒らせて喧嘩をしてしまったことがあります。

良かれと思ってミスを注意したつもりが、、、

それは私が農園で働き始めて3年目の冬のことでした。日本に来て3年目になるAさんを含む実習生数人と、収穫が終わったビニールハウスの中を片付ける作業をしていました。私とAさんは、社員と実習生という立場の違いはありましたが、農園に来た時期がほぼ同じだったこともあり、仕事中もよく話をして仲良くしていました。Aさんはコツコツ努力する真面目な実習生でしたが、仕事上のミスが多いという問題を抱えていました。

詳細は伏せますが、この時の作業中にもAさんがちょっとしたミスをしてしまいました。その場にいたのは他の実習生と私だけ。「ここは社員の私がちゃんと言わないと彼はいつまでも成長しない!」といつもより厳しくミスを注意したところ、Aさんが怒り出してしまい、反省するどころか強い口調で言い返してきました。予想外の反応に、私もついカッとなってそのまま口論になってしまいました。 殴り合いの喧嘩にこそなりませんでしたが、最終的にAさんは「佐藤さんは友達だと思っていたのに、なんでそんなことを言うの!」と泣き出してしまい、その日はお互いに気まずいまま仕事を終えました。

翌日、なんとか仲直り

翌日、気持ちの落ち着いたAさんは自分から謝ってきました。私も「おとなげなかったかな」と一晩中悶々としていたので、言いすぎたことを素直に謝り、無事に仲直りすることができました。

同じことを繰り返さないために

この一件は、私に大きな印象を残しました。私は普段から実習生をサポートしたいと思っていましたし、この時もAさんのためを思って注意したつもりでしたが、彼を怒らせてしまい、喧嘩にまで発展させてしまいました。同じことを繰り返さないために、この時の状況を私なりに整理してみました。

①普段から注意されることが多かった。

Aさんは普段からミスが多く、雇い主でもある上司からよく注意されていました。

②他の実習生とうまくいっていなかった。

その時期、Aさんは他の実習生との関係に問題を抱えていて、孤立していたようでした。Aさんがミスをしてもフォローしてくれる実習生はおらず、Aさんが急に怒り出した時も、他の実習生が宥めたり慰めたりする様子はありませんでした。

③私を頼れる味方だと思っていた。
前述の通り、私とAさんは同期で仲良くしていました。Aさんがミスをしたときには、私がサポートすることが多く、自分で言うのもなんですが、Aさんにとって私は唯一の頼れる存在だったのだと思います。

あの日、Aさんは「友達だと思っていたのに、なんでそんなことを言うの!」と私に言いました。繰り返しミスをしてしまい上司からは叱られてばかり。他の実習生からは助けてもらえない。そんな状況で、友達だと思っていた私にミスを指摘されて、なんだか裏切られたような気持ちになったのでしょう。結果、その辛い気持ちが怒りに変わり、私にぶつけてきたのだと思います。

Aさんに直接確認したわけではないので、彼が急に怒り出した本当の原因は今となってはわかりません。後輩の実習生の前で言われたことが気に食わなかったのかもしれません。しかし、当時の彼の状況をもう少し私が考えられていれば、少なくとも口論にはエスカレートしなかったのではないかと思っています。

彼を一人の個人として見れていなかったのではないかという反省もあります。彼が私を頼れる友人として見ていたのに対して、あの時の私は社員という立場から彼を実習生の一人としてしか見れていませんでした。

私たちがそうであるように、実習生一人ひとりもそれぞれの悩みを抱えて毎日生活しています。家族から離れて、言葉も違う遠い国で仕事をしているのですから、それだけでも相当のストレスがあるでしょう。今回お話した喧嘩の件があってから、私は実習生一人ひとりにそういう状況があるのだと考えるようになりました。

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