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本サイトでは、インドネシア人の技能実習生・研修生を受け入れている農業事業者の方が、お互いの理解を深め、よりよい受け入れ環境を作れるよう、「農園たや」での取り組みを紹介しています。

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サマサマ手帳 農園たや

本サイトでは、インドネシア人の技能実習生・研修生を受け入れている農業事業者の方が、お互いの理解を深め、よりよい受け入れ環境を作れるよう、「農園たや」での取り組みを紹介しています。

サマサマ(sama sama)はインドネシア語で「どういたしまして」や「お互いさま」といった思いやりを表す温かい言葉です。

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社内で使う漢字を統一しよう&漢字テストを実施しよう

  • サマサマ手帳 農園たや
  • 記事執筆者 : 田谷 徹

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「漢字」で変わる現場のコミュニケーション―外国人材との仕事を円滑に進めるための工夫

これまで、外国人材の日本語にまつわる状況についていくつか紹介してきました(ホームページ内でカテゴリー「語学」を検索してみてください)。今回は、仕事でのコミュニケーションを円滑にするための「漢字」に関する取り組みをご紹介します。

作業指示はどう出していますか?

収穫や出荷調整、栽培管理作業などの指示はどのように出していますか?

弊社では、取引先ごとの出荷表と、野菜の品目ごとの栽培管理作業表を一週間分まとめて掲示しています。収穫量は出荷表に基づいて決定し、その後作業に移ります。

これらの表はすべて日本語で、さらに言えば、ほとんどが漢字で記載されています。そのため、来日してすぐのインドネシア人実習生の多くは読むことができません。そこで、最初は先輩実習生の指示に従って一緒に作業をすることになります。

しかし、先輩に頼りきりになると、「自分で考えて作業しよう」という自主性が育ちにくくなり、仕事を学ぼうという意欲が損なわれてしまう可能性があります。

とはいえ、会社として仕事の効率を高めていくためには、各自が自主性を持って作業に取り組む必要があります。したがって、やはり社内での出荷指示や作業指示を、本人が理解できるようになることが重要です。

日本語試験には出題されない「現場の言葉」

特定技能生は、来日前に技能試験や日本語試験に合格しています。そのため、ある程度の農業知識はありますが、技能試験は母国語での受験が可能ですし、日本語試験では農業の専門用語は問われません。

つまり、日本語の農業用語については、十分に理解していないと考えておいた方がよいでしょう。ましてや、こうした資格を持たない技能実習生の場合は、さらに理解が難しいと見ておく必要があります。

そのため、皆さんの現場で使用している農業用語については、別途学んでもらうことが欠かせません。

現場で使う言葉の「漢字テスト」を実施しよう

弊社では、出荷表や栽培管理作業表で使用している漢字の用語を一覧にし、採用が決まった時点で、その一覧を使って来日前から覚えてもらうようにしています。用語は現在約130語で、作業名や業者名、JAの施設名など、弊社の業務に関係するものばかりで、すべて漢字で表記されています。

もちろん、一覧を渡しただけでは覚えてもらえません。そこで、来日後はその一覧に沿って「漢字テスト」を実施しています。テストは2週間に1回程度の頻度で行い、20語ずつ出題。全問正解で合格とし、合格すれば次の20語へ進む仕組みです。

先輩も参加するため、「誰が一番学習が進んでいるか」といった競争にもなり、テスト結果の発表は毎回盛り上がります。金銭的なインセンティブを付ければ、さらに学習意欲が高まるかもしれません。

表記と言葉づかいの統一がカギ

ひとつ注意すべき点は、作業現場で用語一覧を作成したら、その用語を実際の現場でもなるべく統一して使うことです。

「耕起」と「耕す」、「播種」と「種まき」など、日本語では書き言葉と話し言葉で表現が異なる場合があります。日本人には自然なことでも、外国人材にとってはその違いを理解できず、混乱を招くことがあります。

たとえば、口頭で「種まき」と言うのであれば、作業表にも「播種」ではなく「種まき」と記載する。逆に作業表に「播種」と記載するのであれば、口頭でも「播種」と統一して伝えるようにします。

このように、現場での表記や言い回しを統一することで、コミュニケーションの壁を大きく下げることができます。

まずは身の回りの漢字用語を一覧にし、同時に話し言葉でよく使う表現もリストアップして、どちらを社内での標準とするかを話し合ってみてください。そのうえで、決めた用語を外国人材に覚えてもらえば、作業効率が上がり、自主性をもって働く姿勢も育っていきますよ。

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